ごあいさつ
2022/07/01 JUNKO
ごあいさつ
2022年6月24日、最後の営業を無事終えることができました。
これまで黄色い星caféをご愛顧くださったお客様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
閉店のお知らせをしてからは、日を追うごとに忙しくなりましたが、これまでの日々は、忙しい日はお席を増設したり、おかずを補充したりしながらググッとギアを上げたし、空いている日は普段できない場所を掃除したり、デッキの草花の成長を愛たり、小さな命の営みにびっくりしたりしていました。どちらも充実した日々でした。
黄色い星caféにきてくるお客様は今だから言うわけでもなく、不思議なぐらいいい方ばかりで、レジで食事の感想やお褒めの言葉をいただくことはしょっちゅう。ご質問をきっかけに長話をしてしまうこともたくさんありました。
それは始めた当初はもちろん、賑わうようになってからも想像もしていなかったことで、毎度驚きとともに、胸が温かくなりました。
そしてひとみちゃんとまかないを食べながら『今日もいい一日だったね』と振り返っていました。
当然、日々にはいろいろありますから、出来事に対して人として心揺さぶられる、浮き沈みはありますが、それは一つ一つ見逃さず、どうしてそれを感じたのか、丁寧にみることで、昇華していきました。
カフェでの仕事がどんなときも充実ていた秘訣といえば、それをしていたからと言えるかもしれません。むしろそれしかしていない。(笑)
最後の2ヶ月も、忙しさは増していきましたが、会いにきてくださるお客様の気持ちに応えたくて、一人でも多くのお客様を受け入れたくて(それでも難しくてお断りしたお客様にはごめんなさい!)やってましたが、日に日に自分にこなせるのか、不安な気持ちにもなりました。最後は、目の前の一つ一つをやるだけ。それならやれるかも、と思いながら一日、いや数分先のことも考えず、ただただ目の前の一瞬をやっていました。
不器用なので気が回らず失礼をしてしまったかもしれません。お許しください。
今、私の中は『空』です。
おかげさまで最後までやり切ることができて、どんな気持ちになるかなと思っていましたが、見渡す限り何もなかったです!笑 気持ちいいぐらいの空っぽです。
でもみなさんとあの場所で過ごせた時間、経験、いただいたまごころ、湧き出た感謝の気持ちは確実に私の細胞一つ一つを形成しています。
空の時間を、次に起こることを待つでもなく、見ているでもなく。
ただそうあったのちにきっと新しく生まれるその日まで、ただ寛いでいようと思います。
またお会いできる日まで。
ありがとうございました。
最後に、ともに黄色い星caféを作ってくれたひとみちゃんへ
私を側で支え、カフェの仕事はもちろん、心を整え、癒し、持てる力を発揮できるようにと手伝ってくれてありがとう!!あなたがいたから今ここにいます。
感謝!!
2022.07.01
黄色い星café 森井順子