黄色い星café / 茅ヶ崎 ヴィーガンカフェ

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新月を前に

88日、義父が空へ還った。

残された誰もにとって、ベストなタイミングで。私(きっと私たち)はたくさんのギフトを受け取り、その受け取ったものをしっかりと活かしていけるよう、生きていくと決めた。

 

多くの人にとって、見えない世界のことや魂の話など、日常ではそれほど話題になることでもなく、むしろ話せば『宗教なのか?!』『そんな夢みたいな話』だとか言われてしまうけれど、いざ身近な誰かが亡くなると、お寺だお坊さんだお経だ戒名だ、夢枕に立ったやら、それはそれは誰もが自然にそういう話をする。

そういう話こそが遺されたものたちの心を救うのだと思う。そういう世界を切り取って目に見えるもの、物質的なものだけでスマートに生きて、生きているうちは生きられる。でも、大切な人が見えない世界へ旅立ってしまった途端、もはや目に見えるものだけでは癒されることはない。だって肉体は失われてしまったのだから。

 

魂は存在し続けるのだとしたらどうだろう。花をあげ、線香をあげよう。ご飯をお水を用意しよう。毎朝、毎晩、心で話をしよう。そうすることで生きている私たちが癒される。心で話すとき、もはや建前はいらない。本当の話をするだろう。

実際、私は義父の前でお線香をあげるたびに心の中で弱音を吐き『自分はできた嫁ではないけれど、それでも自分のできる限りにことを今日も精一杯やろうと思うから、見ていてください。』と話しかけていた。生きていた頃はそんな話はしたことはなかったけれど、今はそんな存在でいてくれる。なんと大きな愛なんだろう。人は死んで愛だけになるんだろう。

 

義父の前で、私は改めて決意した。最後は誰もが愛になる。私は自分に正直に、生きたいように生きて、そして還ろうと思う。

 

あの日から2週間が経つ。

 

もう戻れないところまで来てしまった。そんな感じがする。

不思議な時空を生きて来た2週間だった。

新月を前に、ますます削ぎ落とされた。

 

新しい道はもう見えている。怖くはない。後は歩くだけだ。どんな出来事にも信頼を。いつでも見える世界、見えない世界は繋がっていることを知っているから。大丈夫。何が起きても大丈夫だから。

 

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